2023年夏にオフィス移転をされた株式会社ベン様。新オフィスにアスプルンドのオリジナル家具を採用していただき、新しいオフィスの感想や家具の使い心地についてお話を伺いました。
＿＿ベンさんの会社について教えてください。
K.A部長）
私たちは、道の下・ビルの中・壁の裏などに隠れているバルブを作っている会社です。手を洗うときや洗濯をするときなど、水が勢いよく吹き出したり、突然熱湯が出たりしないよう、みなさんの日常生活を支える製品を作っています。
＿＿本日お集まりいただいた方々のお仕事内容を伺えますか？
K.A部長）
私は総務を担当しています。
今回同席してもらった3人は情報システム部 経営企画課といって、営業の数字・売上・その他会社の中枢を担ってくれています。この3人がいなかったら会社が成り立たないくらいの存在ですね。今回のオフィス移転は、この3人が主となって進めてくれました。
＿＿今回のオフィス移転で、各地の拠点を集約されたと伺いました。
K.A部長）
そうですね。開発課は元々岩手にありましたが、本社のオフィス移転を機に、拠点を横浜へ移しました。広報課や技術部もこちらに集約したので、今は85名程の社員がこのオフィスで働いています。
＿＿オフィスをリニューアルするにあたって、どんなコンセプトにするか、こだわった部分を教えていただけますか？
K.A部長）
内装に関しては、沢山の意見を聞いていると決まらなくなってしまうので、信頼している3人と、デザイナーに全て任せました。
テーマは「昭和から令和へ」
平成に戻らないように、とだけお願いしました。
R.Mさん）
とはいえ、実は私達3人も昭和生まれなんです（笑）令和がわからないというところから始まりました。4社コンペも行いましたし、沢山のオフィスを実際に見学に行きました。デザイナーと私達3人で「令和ってこんな感じなんだ」というイメージを築き上げていき、わからないながらも、チームで沢山相談しながら進めました。
＿＿「令和のイメージ」とはどういった部分でしょうか？
R.Mさん）
一番は「働き方のイメージがわくところ」ですね。
9階建てのビルでフロアごとに部署が分かれていますが、私達が今いる4階は、上からも下からも人が集まるフロアにしました。
Y.Tさん）
ここには半個室のような席もありますが、どちらかというとみんなで集まってワイワイやっていますね。採用活動などもこのフロアでリモートで行うこともあります。
K.A部長）
コンペの4社が共通して提案してくださったのは「みんなが集まる空間を作る」でした。
私は昭和の人間なので、そのような空間はあまりイメージが湧きませんでした（笑）そんな中、他社のオフィスを何社か見に行かせてもらうと、室内が見えるガラス張りの空間で打合せをしているとか、お客様も使うスペースで社員が食事をするとか、すぐ近くで役員が仕事をしているとか、いろんな人たちがミックスになって一つの空間を使っていました。
他の会社を見ることで、こういった空間が必要なのだと感じ、初めは不要と考えていた「みんなが集まる空間」を自分たちのオフィスにも採用しようと考えました。
＿＿デザイナーを決めた経緯を伺えますか？
K.A部長）
コンペは4社甲乙つけがたく、悩みました。最終的にデザイナーを決めた理由は、私達ベンのことを深く調べて下さり、デザインに取り入れてくださったことでした。
1階エントランスの床形状が、水が流れるようなカーブになっており、その上にマンホールが置かれていたんです。どうしてこのデザインにしたのかと聞いたら、
「ベンさんが作るバルブは、マンホールの中や壁の中など、外からは目に見えないところにありますよね。今回はバルブが見えるよう、マンホールを透明なガラスで再現しました。水が流れるカーブは、未来に進む道という意味も込めています。」と聞き、全員が心を奪われ、ミノルデザインオフィスさんにお願いすることを決めました。
働き方改革の最前線、令和らしくしてほしいと伝えて、他は全てデザイナーにお任せしました。他力本願ですね（笑）
DESIGEN：MINORU DESIGN OFFICE
＿＿そんな中でどうしてアスプルンドの家具を採用してくださったのですか？
K.A部長）
最初は他社の家具で考えていました。総務部の目線から、もう少しコストを抑えたいと悩んでいた時、デザイナーが「アスプルンドって知っていますか？ホテルやレストランにも多く使われているブランドで、2年前にオリジナルのオフィス家具を発表したんです。」と提案してくれました。
そこで初めてアスプルンドを知り、見た目から「高いのでは…？」と思いました。金額を聞き「安い！この見た目で？！」という流れで、コストに惹かれて決定しました（笑）
R.Mさん）
包み隠さずコスト面と言ってしまいましたが（笑）
あと、オフィスっぽくないデザインも良いなと思いました。他の家具も検討しましたが、今回は「令和」というテーマがあったので、昭和を感じるようなイメージのものは避けていました。
＿＿さまざまな家具を使用いただく中で、営業の方々が使用するフロアは、フリーアドレスデスクを採用されていますが、使い心地はどうですか？
R.Mさん）
フリーアドレス、最高ですね！以前の固定席は、打合せの度に毎回デスクの下にもぐって電源やLANを外して、重いパソコンを持ち運んで…という作業が毎回大変でした。今は電源の確保がとても楽ですし、ちょっと打合せという時はパソコン一つですぐ移動できます。管理職の人たちも気軽に利用していて、わざわざ会議室を予約しなくても、そこで軽い打合せが始まったり、お茶会がはじまったり。自然と人が集まってくるのもいいですね。
以前は席と席の間に仕切りがありましたが、フリーアドレスになって仕切りもなくなり、チーム内でのコミュニケーションも取りやすくなりました。
＿＿オフィスが完成した最初の感想は？
K.A部長）
私達は最初から内装に関わっていたので…フレッシュな感想を聞く為に、スペシャルゲストとして若手社員を呼んできますね！
～ここでインタビューのことを知らない営業のM.Tさんが飛び入り参加！～
M.Tさん）
新オフィスの印象ですか？今までのオフィスとはガラっと変わって、家具のカラフルな色使いや、おしゃれな照明などが新鮮でした。みんながイメージする「都会の今どきの会社」ってこんな感じだと思います！
グリーンも沢山あっていいですよね。素敵なプランターに綺麗にディスプレイされていて、とても気に入っています。
＿＿オフィス環境をここまでガラッと変えた目的は？
K.A部長）
働く環境を良くしたいというところが一番ですが、採用活動強化の為でもあります。大学の企業セミナーへ行き、採用活動の為に会社の良さを話すことはできます。しかし、せっかく会社に興味をもってくれた学生さんも、以前の築60年のオフィスに来ると、内定を出しても入社してもらえないことがありました。待遇や福利厚生が良くても、オフィス環境が整っていないとなかなか入社したいと心に響いてもらえないみたいです。おしゃれな空間で働くという、社員のモチベーション向上の為にも「働く環境」には力を入れました。
＿＿今後オフィスのリニューアルを考えている企業に対しておすすめできることはありますか？
K.A部長）
いくつかありますが、やはり「家具はアスプルンド」ということですかね！
＿＿本当ですか？（笑）
K.A部長）
外部の方々にオフィスを褒めていただくことが多いのですが、「アスプルンドって知っていますか？」と必ず言っています。「知らないでしょう？元々ホテルやレストランの家具を担当していたブランドで、2年程前からオフィス家具に参入したんですよ。」と、ブランドロゴを見せながら説明しています！
1階にあるHALOのソファは目を引きますし、カフェのようでオフィスらしくないというところをいつもお客様に褒めてもらえます。
M.Tさん）
営業時は海外のお客様にもオフィスの写真をお見せたり、実際にお越しいただいたりして、私たちのオフィスを見てもらっています。会社のイメージアップにも繋がっていますね。自慢のオフィスです！
K.A部長）
これらからオフィスリニューアルを検討されている方々にお伝えしたいこと、ですか…
アスプルンドに任せておけば間違いないですよ！プロに丸投げ、これが一番です！（笑）
インタビューを終えて
「昭和から令和へ」というコンセプトの元、Work Plusの家具を各フロアに採用いただけたことは、アスプルンドとしても、とても嬉しく、自信に繋る出会いでした。今後もベンさんのオフィス環境を整えるお手伝いができたら嬉しく思います。貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
株式会社ベン
お問合せ先
ASPLUND（アスプルンド）オフィス部
TEL.03-3769-0681
